アワビ類は、世界の各地に生息し、古くから食料・貨幣・装飾品として利用されている。国産アワビ属は10種類報告されているが、そのうち産業に重要な種はマダカアワビ、メガイアワビ、クロアワビ、エゾアワビ、トコブシの5種類である。現在、当公社ではクロ、メガイ、エゾの3種類を生産している。
受精卵(0.3mm)は、卵割などを経て、トロコフォア幼生となり、回転しながら浮上する。(写真1~3枚目)
その後、体の背方に幼殻の分泌が始まり、長大な繊毛を持つ面盤が完成して、ベリジャーとなる。ふ化後180日で10mmの稚貝になる。
親魚の採卵を6月~8月で行う。 (卵は直径約0.8mm。)
7月~8月にかけて、全長約25mmまでは陸上飼育を行う。
約50日間。
8月~9月にかけて全長約25mm以上になったら、海面筏へ沖出しを行う。10月頃まで海面筏で飼育する。25mm~60㎜。
全長50mm~60㎜サイズになったら取り上げ、活魚船に積込み放流する。
アユの卵は、粒径1mm程度の沈性粘着卵である。 (写真1枚目3枚目)写真2枚目は、サランロックに付着させた発眼卵。
それを水槽にセットした様子が写真4枚目。約2週間後に孵化する。孵化間近になると、水面が泡立ってくる。(写真5枚目)
ふ化仔魚は、全長5mm。(写真1枚目)この時期は、冷却機で適正水温に保ちながらワムシを供給する。
養殖用のアユは、0.3g以上で配布する。
放流用のアユは、中間育成施設に出荷した後、放流サイズに成長させ、河川へ放流される。(7~8g程度)
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から