大分県においてマコガレイは非常に重要な魚種の一つ。全国的にその名を知られるマコガレイのブランド「城下かれい」は、日出町の人気の特産品である。国東事業場でのマコガレイに対する取り組みの歴史は長く、昭和60年から種苗生産を行っている。
産卵時期である1~2月に、親魚メス1尾ずつから卵をしぼり、そこへオスの精子をしぼった後、水鳥の羽根で撹拌する。(写真1~2枚目)
ネットに付着した受精卵を水槽に収容して孵化させる。卵径0.8㎜。(写真3枚目)
発眼した卵は、計数して必要ふ化仔魚数に合わせて飼育水槽に収容し、仔魚飼育を開始する。孵化直後の稚魚。全長3㎜。(写真4枚目)眼は横向きである。
1月 7日令 全長5㎜。シオミズツボワムシを給餌。(写真5枚目)
2月14日令。全長7mm。アルテミアを給餌。(写真6枚目)
50日令。全長25mm。この頃には、体も平たくなり、着底し眼も偏ってくる。主に餌は配合飼料となる。(写真7枚目)
規定サイズ(30mm以上)になった稚魚は取り上げ選別を行う。
5~6月、放流サイズ(5cm)に達したものからトラックで放流場所へ出荷する。
取り上げ計数して、稚ガニが潜って隠れられる場所に放流する。
出荷サイズ(10㎜以上)
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